医者と製薬会社の関係について

医者とお金にまつわる話をする上で、製薬会社の存在は欠かすことができません。しかし、このテーマもまた医者とって相当書きづらいテーマです。なぜなら、医者にとってお薬は大切な武器の一つであるからです。つまり製薬会社は医者の仕事の大切なパートナーであり、あんまり裏側を書くと今後の業務に差し支える可能性があるからです。 さらに、製薬会社について執筆する際には、実に驚くべき事実があります。いくつかのメディアでは、医療記事を執筆する際には「製薬会社を批判しないこと」を約束させられているのです。その理由は、メディアの強力なスポンサーに製薬会社がなっているからです。どんな業界でもスポンサーの批判はNGであることは常識です。このように、製薬会社が医者や医療界に大きな影響力を持っているのは紛れもない事実なのです。 その上で、ここではなるべく本音でご説明していきたいと思います。テーマは「医者と製薬会社との間に癒着はあるのか」についてです。まず、医師が独占的に持つ強力な権利、「処方権」について説明します。お薬には大きくわけて二種類あります。病院で処方されるお薬と、薬局で買えるお薬の二種類です。そのうち病院で処方されるお薬は、製薬会社が薬をたくさん売りたいと思っても、医者が処方しなければ売り上げは絶対に伸びることはありません。薬剤師や看護師が勝手に処方することはできないからです。薬を処方する権利を「処方権」といいますが、日本ではその処方権は医者しか持っていないのです。ですから、製薬会社は自社の薬をたくさん処方してもらうために、少し前までは医者への激しい接待攻勢というものがありました。 医局室の前に製薬会社の営業担当が、行列を作って、医者が出入りするのを待っていたりと、積極的な営業が絶えませんでした。

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